Let's Challenge! For Better Life ‐ お客様の課題解決のためにベストなソリューションを

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UDトラックスでは、コロナ禍でも現場の従業員が、お客様の稼働と物流を支えるため、業務を続けました。物流が「社会の血流」として機能するためには、お客様が保有する車両が安定して稼働し続けなければなりません。

UDトラックスのオセアニア地域の顧客担当であるパトリック・ライアンは、広大な土地を抱えるオーストラリアで物流機能の維持に日夜奔走しました。「クリエイティビティ」次第で、生産性を落とさずに、ワークライフバランスを実現できる。パトリックさんの体験は、アフターコロナの時代に適応した新たな働き方を模索する上で貴重なヒントとなりそうです。

 

Q.パトリックさんの担当されている業務について教えてください。

大手のフリート顧客への納車やオンサイトでのトレーニングを担当しています。特に、機能の紹介や使い方などUDのトラックを効果的に使っていただくために必要なトレーニングや講習に関わっています。効果的な使い方を習得していただき、ドライバーとして熟練する姿を見守ります。

 

Q.新型コロナウイルスのパンデミックで働き方にどのような変化があったのでしょう?

ほぼ全てが変わりました。例えば、移動制限などにより、お客様の現場に出かけてトレーニングを実施することや、お客様のドライバーさんと同乗して、アドバイスを行うといったコロナ前には常識だった全てが不可能になりました。当初は対面での交流ができなくなることで、お客様との信頼関係が損なわれるのではないかとの懸念もありました。

 

Q.行動様式の変化にどのように対応されたのでしょうか?

国土が広大なオーストラリアには、3つの標準時間帯があります。出社をベースとした勤務体系では時間と場所を制約されるため、これまで、お客様の活動時間に合わせて会議などの設定をすることができませんでした。しかし、在宅勤務となり、タイムマネジメントの自由度があがったため、オンオフを効果的に設定・管理することで、お客様のニーズに合わせたコミュニケーションや会議が行えるようになり、お客様満足度の改善に繋がりました。

 

Q.お客様とのコミュニケーションで工夫されたことはありますか?

ウェブ会議システムやデジタルツールを効果的に活用し、タイムマネジメントを柔軟に行い、対面で提供できる以上の信頼関係の構築とコミュニケーションをヴァーチャル上で実現するための工夫をしました。一つの試みとして、トレーニングキットを作成し大手顧客の人材育成マネージャーに提供しました。同社では、このキットをベースに新たな学習教材を実装したということです。出社を前提としていた働き方を自宅で再現しているだけでは課題は解決できませんが、在宅勤務に移行して、お客様が必要としているときにタイムリーにコミュニケーションができるようになったことが生産性やお客様満足度の改善につながっていると実感しています。

 

Q.働き方の変化はワークライフバランスに影響がありましたか?

在宅勤務を開始してワークライフバランスが劇的に改善しました。出勤に充てていた時間を使い、毎朝5キロの散歩をしていますので、体調管理が以前より楽になりました。また、タイムマネジメントの自由度があがったので、いまでは毎日昼食をとることができるようになりました。

 

Q.在宅勤務中心の働き方から学んだこと、そして、その学びをニューノーマル時代にどのように活用していくのか教えてください。

これまでの伝統や価値観が通用しない不確実性な時代においては、労働の柔軟性や自由度を高め、時間と場所の制約を解き放つことで、一人ひとりが本来もつクリエイティビティや潜在力を開放することができると感じています。お客様もニューノーマルに適応するなかで、新たなコミュニケーションのありかた、そして、より柔軟なコミュニケーションを求めています。一例ですが、オンライントレーニングへの要求はより高まっていくのではないでしょうか。新型コロナによって崩れたものも多々あるかと思いますが、恐れずに挑戦することで変化をチャンスに転換することができると確信しています。


当ニュースに関するお問い合わせ先

UDトラックス広報

Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp


【UDトラックスについて】

UDトラックスは世界60カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。1935年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン(Quon)」「クエスター(Quester)」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー(Croner)」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー(Kuzer)」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。

 

UDトラックスは全世界に10万人の従業員を有するボルボ・グループの一員です。ボルボ・グループの2018年における売上高は3900億SEK(スウェーデン・クローナ)でした。