先進国向け大型トラック「クオン(Quon)」を南アフリカ市場に投入

先進国向け大型トラック「クオン(Quon)」を南アフリカ市場に投入

UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:酒巻孝光)は、18日、南アフリカにおいて、大型トラック「クオン(Quon)」シリーズの販売を開始しました。新排気ガス規制であるユーロ5に適合した全8モデルは、南アフリカ市場のお客さまが直面するドライバー不足、生産性、環境規制といった課題に新たな付加価値を提供します。経済成長著しい新興国の物流会社にとってこれらの課題を解決することが、事業成功のカギとなります。

電子商取引の拡大にともないドライバー不足は世界中で深刻化しており、新興国市場も例外ではありません。南アフリカでは旺盛な輸送需要を満たすため、毎年新たに1万5000人のトラックドライバーが必要であると言われています。また運行管理費の約40%を占める燃料コストを低減することは、物流会社の大きな経営課題になっています。

UDトラックスインターナショナルセールス担当シニア・バイスプレジデントのジャック・ミシェルは「UDトラックスは、イノベーションを通じ、時世が求めるトラックとサービスを提供し、私たちのお客様や社会に新たな『付加価値』を提供します」と述べています。

独特な需要構造に対応
南アフリカは、新興国市場特有の低価格でありながら強靭かつ耐久性をもつ商用車に対するニーズと、先進国並みの高い環境性能や安全性能を有する商用車に対するニーズが共存する独特な需要構造を持っています。

このため、UDトラックスは3月、電子制御式トランスミッション「ESCOT(エスコット)」とテレマティクスを搭載した新興国市場向け大型トラック「クオン(Quon)」を南アフリカで販売を開始しました。

「今回、先進国市場向け大型トラック「クオン」の投入で多様化する市場ニーズに対応するとともに、南アフリカ市場における私たちのプレゼンスをさらに高めることになるでしょう。」(UDトラックス南アフリカ代表のハルト・スワンポール)

新型「クオン」はUDトラックスが目指す5つのスマート(操作性、安全性、燃費・環境性能、生産性、最大限の稼動率)の実現をお約束します。

UDトラックスはお客様が必要とするトラックとサービスを提供し、スマートロジスティクス(物流の効率化)に貢献します。新興国の物流業界が抱えるさまざまな課題解決にソリューションを提供するとともに、経済成長を物流の側面から支えるために、お客さまとともに「その一歩先」を目指します。  

ラインアップ 
 GW 26 460 TT 6x4 AMT HR 26t Ret 
 GW 26 460 TT 6x4 AMT HR 26t Ret (Air suspension) 
 CW 26 460 FC 6x4 AMT SR 26t Ret 
 CW 26 460 FC 6x4 AMT SR 26t Ret (Air suspension) 
 GW 26 460 TT 6x4 AMT HR 26t Ret (ADR Prep) 
 GW 26 460 TT 6x4 AMT HR 26t Ret (ADR Prep) (Air suspension) 
 CW 26 460 FC 6x4 AMT SR 26t Ret (ADR Prep) 
 CW 26 460 FC 6x4 AMT SR 26t Ret (ADR Prep) (Air suspension) 

当リリースに関するお問い合わせ先

UDトラックス広報 

Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp

UDトラックスについて
UDトラックスは世界60カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。1935年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン(Quon)」「クエスター(Quester)」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー(Croner)」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー(Kuzer)」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。

UDトラックスは全世界に10万人の従業員を有するボルボ・グループの一員です。ボルボ・グループの2018年における売上は3900億SEK(スウェーデン・クローナ)でした。