8リットルエンジンを搭載した大型トラック「クオン(Quon)」を発売

Quon 8L Engine Launch

UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:酒巻孝光)は、2019年1月29日、UDトラックスのフラッグシップ大型トラック「クオン」のラインアップに8リットルエンジン搭載車を加え、販売を開始しました。8Lエンジンの採用によりシャーシを300キログラム軽量化したことで積載量の大幅アップを実現し、近・中距離輸送中心・積載量重視のお客様のニーズにお応えします。

電子商取引の進展により宅配便が急増する一方、輸送業界は深刻なドライバー不足に直面しています。より一層の物流の効率化を追求する中で、物流各社は拠点間の中距離輸送や地場輸送を増やしています。こうした輸送ニーズに求められる、必要十分な動力でより多くの荷物を運ぶニーズにお応えするため、この度8Lエンジン搭載車をラインアップに加えました。

8Lエンジン採用によりシャーシを300キログラム軽量化することに成功、さらに架装メーカーとの協業によるボディの軽量化でパーフェクトQuon(完成車)に標準車と高積載仕様車をご用意しました。カーゴの高積載仕様車では500~700キログラムの積載量向上を実現。ダンプでは10トン以上の積載が可能な高積載仕様車に新たにテレスコ式リアダンプを設定、ミキサー車では標準の容量4.4m³に加えクラス最大となる容量4.5m³のドラムも選択可能になりました。

8Lエンジンはボルボ・グループとしてすでに3万基が稼働しており、実績を積んでいます。同エンジン搭載車は全車において、お客様から高い評価を得ている電子制御式トランスミッション「エスコット・シックス(ESCOT-Ⅵ)」を搭載し乗用車感覚で運転できる操作性を実現。またクラス最高レベルの燃費・環境性能を発揮、乗員と積荷を守ることに加えて、周囲の安全性も同時に確保する先進的な安全機能を備え、女性や経験の浅いドライバーも安心して運転いただけます。

8Lエンジン搭載モデルの発売について国内営業部門統括 専務執行役員の丸山浩二は、「地場や近・中距離輸送特有のニーズを抱えるお客様に使っていただきたい。そして8Lエンジン搭載車が実現する高積載とクオンのもつ高い操作性で物流の効率化に貢献していきたい」と述べています。

“人を想い”、時代の“先を駆ける”トラックをコンセプトに開発したフラッグシップ大型トラック「クオン」の誕生からちょうど15年の節目を迎える今年、UDトラックスは引き続きドライバーを第一に考え、お客様にその一歩先の商品とサービスを提供することで物流の効率化に貢献していきます

8Lエンジン搭載クオンについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.udtrucks.com/japan/trucks/quon/8lengine

諸元表はこちらをご覧ください:https://www.udtrucks.com/japan/trucks/quon/specs

画像についてはこちらをご覧ください:https://www.udtrucks.com/japan/news-and-stories/mediagallery


当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報 
Info.udtrucks.japan@udtrucks.co.jp


UDトラックスについて
UDトラックスは世界60カ国以上で先進的な輸送ソリューションを提供する日本の商用車メーカーです。1935年の創業以来、「時世が求めるトラックとサービスを提供する」というビジョンを掲げ、革新的な技術の開発で業界をけん引してきました。より高い満足を求めるお客様のため、私たちは信頼性の高いソリューションにより、スマートロジスティクスの実現に向けて取り組んでいます。大型トラック「クオン(Quon)」「クエスター(Quester)」から中型トラック「コンドル(Condor)」「クローナー(Croner)」、小型トラック「カゼット(Kazet)」「クーザー(Kuzer)」までのフルラインアップ、そしてカスタマーサービスと販売金融により、世界各国の様々なお客様のニーズに対応しています。

UDトラックスは全世界に10万人の従業員を有するボルボ・グループの一員です。ボルボ・グループの2017年における純売上高は3350億SEK(スウェーデン・クローナ)でした。