新本社屋が竣工 ~お客様、ビジネスパートナー、従業員、地域の皆さまとさらに歩むために~

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UDトラックス株式会社(本社:埼玉県上尾市、代表取締役社長:村上吉弘)が本社所在地に建設してきた「UDトラックス本社ビル」が10日、竣工する。創立80周年となる今年、新本社屋に管理部門、開発部門、販売部門が集結する。

新社屋は地上10階建てで、約1500名の従業員を収容する。オフィスのほか、400名収容の「UDオーディトリアム」を設け、セミナーや新車発表のセレモニーなどのイベントを開催する。オフィスフロアは各階1200平米の無柱空間となっており上尾市を一望できる広々とした造りになっている。またオフィスフロア横には、上下階をつなぐ吹き抜け・ガラス張りデザインのスペースを確保し、従業員のフリーコミュニケーションの場として利用する。お客様をお迎えするエントランスではフラッグシップ大型トラック「クオン」を展示。天井部分にはUDトラックスのブランドデザインの一部である「UDアーク」をあしらうなどブランドを強調したデザインとした。また、UDトラックスの車両デザインを生み出す「デザインスタジオ」も新設した。

2011年に発生した東日本大震災を機に工場棟や現社屋などの耐震補強を行った。耐震基準に満たない建物は使用を停止、開発部門や一部生産部門は上尾敷地内の仮の建屋で、また販売部門は東京都江東区木場にあるビルの1フロアを借りて業務を行っていた。今回、最新の免震構造※を持つ10階建てビルが竣工したことにより、全部門が上尾の地に集結することになる。2014年に着工、1年間の工事期間を経て7月10日に竣工した。

※建物の基礎または中間階に設置された免震装置が地震の揺れを吸収する。建物の損傷を抑えると同時に内部の揺れも小さいため、最も耐震安全性が高い構造形式。

1935年に川口で創立したUDトラックス(当時の社名:日本デイゼル工業株式会社)は、本社工場を1962年に上尾へ移転。その後1987年の工場再編計画により、業務を上尾工場(大・小型トラック)、群馬工場(中型トラック、1981年操業)、鴻巣(鋳物、1972年操業)の3拠点に集約し、効率的な生産体制を敷いてきた。以来、約50年以上もの間、上尾の地と共に成長してきた。「新社屋建設に踏み切った最大の理由は、従業員に安心して働いてもらう環境を整えること。そして創立以来、私たちを支えていただているお客様、ビジネスパートナー、地域の皆さまへの感謝の気持ちをこめるとともに、これからの新たな80年間を輸送業界を支える企業として、多くのことをここから発信していきたい」(UDトラックス代表取締役社長 村上吉弘)。

<新本社の概要>

所 在 地  : 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地
設計施工 : 大成建設株式会社
規 模       : 敷地面積420,000平方メートル、延床面積20,500平方メートル 、建物高さ47.9メートル
構 造       : 免震構造、鉄骨造
工 期       : 2014年3月17日~2015年7月10日
 

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   <写真はイメージ図: 左上から、外観、エントランス、オフィスフロア、コミュニケーションスペース、オーディトリアム>

 

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当リリースに関するお問い合わせ先
UDトラックス広報
Info.VolvoGroupJapan_contactus@volvo.com


UDトラックスはお客様の車両の燃費・稼働率向上のための輸送ソリューションを提供する商用車ブランドです。1935年に設立されたUDトラックスは2007年以降、商用車、バス、建設機械、船舶用エンジンなどを製造・販売するボルボ・グループの商用車部門のグローバルブランドの1つとして、日本に本拠を置き、国内のみならず世界64カ国に販売ネットワークを展開しています。2014年の販売台数は国内・海外合わせて約2万2000台でした。UDトラックスは当社の商品にUDの由来であるUltimate Dependability (究極の信頼)という付加価値を与え、お客様にとって最も重要な機能において卓越することを私たちの使命としています。