この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

世界中の多様な従業員とともに持続可能な物流の実現に貢献します。

コロナ禍を経て経済活動が正常化し貨物輸送需要が拡大する一方で、ドライバー不足や気候変動、2024年問題、地政学リスクなど、輸送事業を取り巻く環境は厳しさを増しています。こうした状況にも関わらず、懸命の努力で物流を支える皆さまに敬意を表すとともに厚く御礼を申し上げます。

こうした背景から、輸送業界では輸送の効率化、環境規制への対応など持続可能性の実現が求められています。

UDトラックスでは、お客様そして社会の課題解決に向けて事業を通じて貢献するために、「Better Life」というパーパスを掲げています。そしてこのパーパスのもと、「顧客満足度の向上」「地球温暖化防止」「働きがいのある職場づくり・地域貢献」「事業の成長」を重点領域として、様々な活動を着実に進めています。

またUDトラックスは、大型トラック「クオン」の安全性能や居住性、環境性能の向上に取り組んでおり、運転支援機能「UDアクティブステアリング」や最新の燃費基準に対応するエンジンの搭載、安全機能の充実化を進めています。また、大型トラックの自動運転技術の確立に向けて、閉鎖空間での実証実験も継続しています。

さらに脱炭素化にも注力し、当社が所属するいすゞグループの「環境長期ビジョン2050」に沿って、2050年までにCO2排出ゼロを目指しています。調達部門や生産部門を中心に事業活動に伴うCO2排出の削減を進めており、再生可能エネルギーの導入やバリューチェーン全体での排出量のモニタリングなどの取り組みを開始しています。

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いすゞグループとしては昨年3月、共同開発した新型トラクターヘッドを投入しました。8月に京都府、12月に長野県に協業拠点を開設し、10~11月にはジャパンモビリティショー2023へ共同出展するなど、様々な領域で協業を深化させています。

私たちは持続可能な物流をお客様と共に実現するために、世界中で活躍する多様な従業員とパーパスを共有するとともに、自身の能力を最大限に発揮できる職場環境づくりを進めることで、お客さまと社会の未来に貢献してまいります。

本年も弊社への変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
 

UDト ラックス株式会社      

代表取締役社長 丸山 浩二